オンラインストレージといえばDropboxを最初に思いつくほどメジャーなサービスですが、ようやくAppleシリコンへのネイティブ対応したベータ版がリリースされました。
これまでDropboxは、intelベースでアップル公式のRosetta 2を介しての動作でまだ最適化されていなかったので、消費電力や挙動などにユーザーから不満の声もありましたが、今回のネイティブ対応により改善されるとのことです。
アプリ動作がスムーズに
M1Macへの対応により、アプリの動作がスムーズになりパソコンへの負荷が減少したとのことです。ネイティブ化されたDropboxはRAM使用量を4GBから645MBに減らせたとの報告もあります。アクティビティモニタなどで確認してされていない場合は、下記導入方法でインストール、確認してください。
ネイティブ版の導入方法
2022/01/16時点でのAppleシリコン対応Dropboxは バージョン140.3.1903です。
ダウンロードした「Dropbox 140.3.1903.arm64.dmg」を開く
現れたInstallerの画面に表示されたDropboxのアイコンをダブルクリック
これだけでAppleシリコンへネイティブ化されるよ!
確認方法
アクティビティモニタやFinderから確認できます。
アクティビティモニタで確認
アクティビティモニタを開き、検索窓にdropなどと入れると分かりやすいです。
種類のところが全てAppleに変更されていて、ネイティブ対応されたのが確認できました。因みに以前はここにintelと表示されていました。
Finderで確認
FinderのアプリケーションからDropboxを選択して右クリック>情報を見る(又は、⌘+⌥+I)で情報を表示
【まとめ】Appleシリコンへのネイティブ対応はどんどんしていこう
ネイティブ対応されていないアプリはRosetta 2を介して動作はしますが、やはり動作が不安定なものもまだあるので、対応されたものはさっさとネイティブ版に入れ替えちゃいましょう